おたんこメモリー

おたんこなすな人生だ

劣等感

時折、自分の同級生をネットで見かけることがある。

 

僕は、自分とその他人を比べて激しい劣等感や自分に対する嫌悪感をよく覚える。僕の特性の一つに、「後悔はすれども努力はせず」というものがある。これは過去ばかり見て努力を怠ってきた事を悔やんで「辛い振り」をしているのだ。

 

そんな行為に意味はあるのか?そう思うかもしれないが、死ぬ為の理由付だと言えばカンタンなのかも知れない。とはいえ、痛い事は恐ろしい。死ぬ事がどれほどの恐怖か想像するだけで足が震える。

 

 

 

しかし、死とは同時に現在点から唯一脱出する事ができる抜け穴でもある。死さえすれば少なくとも今いるこの「おたんこなす」という人生からは確実に抜け出せる。なぜ言い切れるかと言えば全く同じ人間が過去として存在した例がないからだ。

 

 

こうして僕はまた脳内で「死ぬ事の良さを理解した振り」をして、自分に安心を求める。f:id:kozupixi:20170326185035j:image