おたんこメモリー

おたんこなすな人生だ

趣味のお話

最近ネガティブな事ばかり記事にしていたのでたまには自分の好きなもののお話でもしようかなぁと思います。流行り物やオンラインゲームにはかなり疎い上始めても全然続かないのでゲーム趣味は基本的にはストーリーを追うようなコンシューマーゲームが大半です。

 

ゲーム編

CHAOS;HEAD

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言うまでもなく自分がこの世で一番好きなゲームだと思います。アドベンチャー系統で、文章を追って時折選択肢が出てくるようなゲームです。似たようなゲームに恋愛を主軸とした所謂ギャルゲーや+でエッチシーンがあるエロゲーとか色々あると思いますがカオヘはどっちかって言うとホラーゲーム(かまいたちの夜とか)の色が強いと思います。高校生の主人公が住む渋谷で猟奇事件が立て続けに起こるんですがそこにじわじわと巻き込まれやがてその中心地に居る、みたいなのが中盤までの流れです。萌えエログロがごっちゃ混ぜされてるのでオタク向けゲームの中でもやや癖があると思いますがどの分岐ルートでも主人公がどう生きていくのか、或いは何を信じていくのかを題材としている部分があると思います。勇気を出している主人公(拓巳くん)は普段のダメ人間っぷりが相まってとてもかっこいいです、自分はキャラクターのこういったギャップに弱いので好んだといったところでしょうか。

また、続編のらぶChu☆Chuはふざけたタイトルでパッケージの印象も真逆ですがこのゲームの完結編になっていて本編で一生懸命頑張った主人公へのご褒美的シナリオになっています。各ヒロインルートが本編トゥルールートからの地続きとなっていてどのヒロインを選んでもキレイな完結となるため各キャラのファンは満足できる作品になっているんじゃないでしょうか。折原式膝枕はここでしか見れません。

今年にこのCHAOS;HEADと更にその続編となるCHAOS;CHILDが一つのソフトになってSwitchにて発売されるようです、お金あったら買いです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09MDN9NH7

 

マジカルバケーション

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ゲームボーイアドバンスRPGゲームです。魔法学校に所属する生徒たちがキャンプ場へ修学旅行的なのに行くのですがそこで別の世界からやってきた怪物に拉致されまくり、バラバラになった仲間たちを助けてみんなで一緒に学校へ帰ろうという冒険物になってます。絵がメルヘンチックで淡いステージイラストやキャラクターデザインは優しい雰囲気なのですがシナリオが苦く重いものになっていて、後半になればなるほどステージや敵デザインもダークな印象になります。また、テキストは非常に読み応えがありますね。やや詩的に感じられる台詞が多くその辺はテキストに味があって良い部分だと思います。最大の特徴としてRPGにはありがちな属性というものがあるのですがそれが16属性もあって慣れないうちは覚えるのが大変だったりします。特に自分と同属性の相手には魔法ダメージが1しか通らないためボス戦はおろかうっかりしてると雑魚戦で全滅するので戦闘の際は 敵の属性確認→Lボタンで相性表確認→攻撃する という手順は必須と言えます。キャラクター各々の魅力が高く、シナリオ構成者の手腕の高さが伺えます、裏ダンジョンや戦闘時に呼び出せる精霊をかき集める手順などやりこみ要素も一生出来ねえだろこれって難易度を誇っておりゲームとして長く遊べるといった部分も利点でしょうか。僕はこのゲーム15年位の間たまにやったりやめたりしてますけど裏ダンジョンクリア出来たこと無いですね。こっちは最新機の移植が一生出てこないのでGBA or WiiUでやるのが一番早いと思います。多分。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00005S01Y/ref=cm_sw_r_tw_dp_766W5RYQMGNED3RPMZ61

 

タオルケットをもう一度

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PC向けフリーゲームです。マジバケと同じRPGでかわいいドット絵のキャラクター達を軸にお話が展開されていきます。この作品が続編や外伝がそこそこ多いのでハマりだすと止まらないですね、一番の有名作はここでとりあげる無印(或いはタオル1)だと思います。主人公とヒロイン3名はある日「曲がり角の呪い」に掛けられ、カーブするように曲がるととある島に設置されたバッテン印にワープさせられます。その島ではロボット達が人間の研究をしており、そのロボットたちに捕まると…。マジバケと同じように、元の生活にみんなで戻るのが目標です。ブラックユーモアを下地に描かれる笑いと涙の展開はシナリオ構成の完成度が大変高く、それは特に1作目、2作目も同様です。今作は無印タイトルでありながら三作目なので調べる際はよく見てDLしてください。色々書きたい部分ありますが総じてネタバレになるので何とも言えません。ただ、タオル1はハッピーエンドなのでそこを目指す物語であるとだけ。

www.freem.ne.jp

 

・将棋

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将棋しょうぎは、2人で行うボードゲーム盤上遊戯)の一種である。

とはWikipediaの引用である。恐らく自分が好きなゲームの中で圧倒的知名度と歴史を誇っていると思いますが、その実プレイしてみようと思う同級生は上記2作に比べ皆無に等しいとも思う。未プレイ者のイメージとしては王様を取れば勝ちであるとか、二歩してはいけないとか、飛車と角が強いとか、それくらいの印象かと思われます。はっきり言ってクソゲーです。

…嘘です。この将棋というゲームは一般的に広くゲームに利用されている所謂”運”の要素を完全に排除しています。無理に言及するのであれば先手後手を決める時でしょうか。ただ、2022年現在未だにこのゲームの後手(或いは先手)が必勝となる戦型は存在していません。どちらにも勝利の可能性はあり、かつ勝利するためには己の知識と実力、ひらめきなどどれも捨ておける要素ではありません。そういった戦略性の幅広さと、決して戦法として、評価値として優秀な作戦が勝利に繋がるわけではない点(奇襲戦法と呼ばれる相手の心理を揺さぶるようなわからん殺しの作戦等)は病みつきになる良い部分と言えます。ただ、ただですよ。このゲーム運が無いということは負ける時は絶対に自分が悪くしているんです、なので一局における負けの精神的ダメージが並みではないんです。僕のようなメンタル弱者がプレイするには中々ハードなものがあります。あー後、「これから始めてみる!」って方は基本的にオンライン対戦は8割負けると思って戦い、終局後どこで悪くしたかを必ず確認しましょう。このルーティンは定跡書読むより詰将棋解くより、ましてや将棋ソフトに解答を求めるよりもずっと大事です。

shogiwars.heroz.jp

 

ゲーム編は以上としておきます、次何編にするかとそもそも続き書くのかは謎です。

以上おたんこレポートでした。